こんにちは。二児子育て中のmymomです。
今回の記事は、「藤沢市の子育て環境って本当にいいの?」という疑問に答える内容です。
藤沢は子育てしやすいって聞くよね!
本当に良いところばかりなのかな…
藤沢で子供と暮らしていると、「藤沢に住んでいてよかったな」と思うことがたくさんあります。その一方で、「他の自治体がうらやましいな」と感じることがあるのも事実です。
今回の記事では、その両方をレポートしていきます!
藤沢で子育てするメリットは?
人が穏やかでやさしい
完全に個人の印象ですが、人が穏やかでやさしいなぁとよく思います。というのも、子連れで歩いていて、嫌な思いをしたことが一度もないんですよ。
おじいさんおばあさんに「かわいいねえ」と言われることはたくさんありますが、知らない人に「うるさい」と言われたことは一度もありません。
外はもちろん、電車やレストランでも、子が騒いでしまっても、ニコニコしてもらえることが多いです。かと言って、しつこく声をかけられることもなく、距離感がちょうどいいんですよね…。
うちの子はだいぶ騒がしい子なんですが、周りにビクビクせずに外出できるので本当に助かっています。
公園が多い
藤沢は、公園が多いのも嬉しいポイントのひとつです。小田急線の沿線にも、藤沢駅の近辺も、公園がたくさんあります。
こじんまりして使い勝手のいい公園もあれば、一日中遊べる大きな公園もあるので、全然飽きないんですよ。
週末のたびに、電動自転車に子どもを乗せて、いろんな公園に繰り出しています。公園事情については、またもっと詳しくレポートする予定です!
保育園の待機児童が深刻ではない
この5年ほど保育園事情をウォッチしていますが、「意外と保育園入れるんだな…」というのが正直な感想です。
もちろん第一希望の保育園に入れるとは限りませんし、新年度の入所状況はほぼいっぱいです。ただ、0歳児クラスには空きがちらほらあったり、認可外の保育園がたくさんあったりします。都内など激戦区に比べると恵まれています。元々フルタイムで働いていた人なら、どこにも入れないということは少ないんじゃないでしょうか。
また、この数年で、待機期間による加算点数が無くなったんですよ!!ずっと住んでいる身からすると厳しいのですが、引っ越してきた人には結構大きなメリットですよね。
園庭のある公立保育園は14園あります(公式WEBはこちら)。うちの子は公立保育園に通っていますが、先生方の雰囲気がとっても良く、園庭も広いので、本当にありがたいなぁと日々感謝しています。
また、3歳になるまでは、小規模の認可保育園に通っていましたが、こちらも英語やリトミックなど充実していました。認可保育園でも、それぞれいろんな工夫があって、見学に行くと面白いですよ。
小中学校の雰囲気が良い
周りのママ友に話を聞いていると、公立小中学校の雰囲気が良いことが伝わってきます。いまのところ、「荒れて困っている」という話も聞きません。
よく公立中学校に登下校する中学生たちとすれ違うのですが、やさしい子たちが多くてびっくりします。子を連れていると、「かわいいー」と言ってくれたり、「おい、道譲れよ」と声を掛け合ってくれたり。なんていい子たちなんだ…と感動してしまいます。
市全体が、おおらかで落ち着いた雰囲気なので、子どもたちも穏やかなのかな、と勝手に予想しています。
海が近い
藤沢といえば海!サーフィンのために湘南移住…なんて人も少なくないみたいですよね。
その一方で、実際に住んでみて感じるメリットは、「ほどほどに海が近い」こと。沿岸地域を除けば、すぐそこが海というほど近いわけじゃない。例えば「歩きでは行けないけど自転車なら行ける」とか、「小田急に乗って10分で行ける」とか。
普段の生活では海を感じないけれど、週末にふらっと砂浜で遊べる距離感。このくらいがちょうどいいなーといつも感じます。津波のハザードマップでも、引っかからない地域が圧倒的に多いんですよ。でも、簡単に遊びに行ける。特に春先や秋の砂浜は、休みの日でも空いていて、子どもとのお散歩や砂遊びに最適です。大人だけでの散歩も最高ですよ。
鎌倉が近い
藤沢に住んで、よく行くようになったのが鎌倉です。藤沢駅は、江ノ電の始発駅なんですよね。
始発なので、一本待てば必ず座れる。江ノ電にゴトゴト揺られながら鎌倉に行って、ちょっとお散歩して帰ってくることも可能です。我が子は電車ブームのとき、毎週のように江ノ電に乗っていました…。
鎌倉は、ふらっとお寺や八幡宮に行くのもいいんですが、美味しいカフェやケーキ屋さんも多いんですよ。雰囲気がお洒落なだけでなく、ちゃんと凝っていて美味しいのがポイントです。
子どもと江ノ電に乗って、大人用の美味しいケーキを調達して帰るのもおすすめです。藤沢は横浜にもすぐ出られますが、私は鎌倉へのお出かけをおすすめします!
都内に出やすい
最後のおすすめポイントは、なんと言ってもこれ。都内に出やすいんですよ。
藤沢駅と辻堂駅からは上野東京ラインと湘南新宿ラインで一本。朝のラッシュ時はグリーン車でも厳しいときがありますが、特急湘南に乗れば確実に座れます。
仕事以外でも、都内に出かけたい用事があるとき、さっと出られるのが本当に便利。平日の朝を除けば、普通に座れることも多いですし、子連れで確実に座りたかったらグリーン車に乗れば安心です。
また、藤沢駅から新宿駅までは小田急線が通っている上に、始発なんですよ。こちらは待てば確実に座れます。ゆったりしたければロマンスカーに乗るのもおすすめです。何度乗っても妙にテンションの上がるロマンスカー。未だに乗るたびわくわくします。
藤沢で子育てするデメリットは?
つづいて、藤沢に住んでいて感じるデメリットを紹介します。
藤沢に住むメリットはわかったけど、デメリットもあるはず…
口コミはメリットばっかりだけどデメリットが知りたい!
では、さっそくいってみましょう!
行政サービスが普通
見出しの通り、行政サービスが普通だなぁ…とよく思います。けして悪くないんですよ。市役所の人も冷たくないですし、やさしいです。
ただ、子育てに手厚い自治体というわけじゃないんです。
例えば…
・0歳~2歳の保育園はもちろん有料
・出産時のベビーシッターサービス無し
・出産時のベビー用品プレゼント無し
・児童手当の上乗せ無し
・公立保育園は3歳から主食のみ持参(ごはんorパン)→2023年度なら不要になる噂あり!
こんな感じで、良くも悪くも普通です。
ただ、第二子以降の育休による第一子の保育園退園はないので、悪くはないです!!
環境は良いので、自治体にはあまり期待しないでおこう、と思っています…。
道が細い
これは藤沢市でも地域によりますが…。特に、JRの藤沢駅付近~海側は、細い道が多いです。
車の運転が得意な友人も、遊びに来て「道細すぎるんだけど…」と嘆いていました。
道が細い上に、くねくね曲がっているんですよ。駅より海側の地域は、鵠沼地域など戦前から住宅が広がっていたので、車がすれ違う前提の道幅ではないんですよね…。
通学路は、大きくスクールゾーン表示がされたり、道によっては平日の日中は車の侵入が禁止になったり、工夫されています。狭いぶん、車も少なく、ゆっくり走っている印象ですが、もっと道が広ければな…と思うことはよくあります。
車がないと少し不便
我が家は車を持っていないんですが、ちょっと不便です。カーシェアで月に1-2回使っています。
歩きと自転車でも十分いろんなところに行けるんですが、巨大な公園やショッピングモールなど、車じゃないと行きづらい場所がちょこちょこあるんですよ。果物狩りとか、ロードサイドのお店、公営プールなんかも、バスか車か自転車です。
なので、子育て世帯だと、車で移動している人たちが多いなぁという印象です。
賃貸の物件が少ない
これは本当に悩ましいんですが…。賃貸のファミリー物件が少ないです。分譲は結構あるんですが、賃貸が限られます。
最近は特に藤沢・辻堂が人気だそうで、子どもが大きくなってくると、もっと大きい賃貸物件に移りたいのに見つからない…ということが起こりかねません。
新築マンションや中古マンションはそれなりにある印象です。
まとめ
以上、「藤沢在住7年!藤沢市の子育て環境は本当にいいの?」と題して、メリットとデメリットを紹介しました。
私は藤沢での暮らしをとても気に入っているんですが、メリットもあればデメリットもあるのが現実です。引越しを検討している方には、是非参考にしてもらえたら嬉しいです!