今回の記事は、粉ミルクのコスパ比較。実際の粉ミルク価格から、200ml あたりの価格を計算して、比較していきます。
また、5種類以上の粉ミルクを試してきた実体験に基づいて、「出産前に買っておきたい粉ミルク」を、パターン別に紹介します。
コスパ徹底比較。200mlあたりの価格ベスト3!
さっそく、コスパの良い粉ミルクのランキングを発表します。今回は、記事作成時点の楽天とAmazonの値段をもとに、コスパをランキングにしてみました。なぜかというと、これまで様々な店頭の値段もチェックしてきましたが、楽天やAmazonより安いことってほとんどないんですよ…。
ランキングのあとに、今回比較した全銘柄の価格一覧を掲載しているので、参考にしてみてくださいね。
第1位 和光堂 はいはい (Amazon:62.6円 楽天:66.7円)
Amazonでも楽天でもいちばん安かったのがこちら。和光堂の「はいはい」。Amazon:62.6円、楽天:66.7円 (200mlあたりの概算)と、両方でNo.1をゲットしました。
明治のほほえみや、グリコのアイクレオと比べると、200mlで30円ほど安いです。完全ミルク育児だと、生後3-4か月になると1日200ml×5回くらい飲むので、1日150円。1か月だと4500円。半年で2万7000円。だいぶ大きいです。
母乳とミルクの混合でも、だいぶ差が出るので、コスパ重視の場合はこの「はいはい」もしくはNo.2の「はぐくみ」をおすすめします。
第2位 はぐくみ エコらくパック(Amazon:65.6円 楽天:75.6円)
つづいて2位は、「はぐくみ エコらくパック」。Amazonだと、No.1のはいはいとほぼ同じ価格です。何を隠そう、我が家の推しミルクで、第二子は生後2か月ごろからずっとはぐくみです。
粉ミルクって、大きい缶のごみが大量に出るので、結構ストレスなんですよ。はぐくみ エコらくパックは、小さめのプラスチックケースに詰め替える形なので、ごみが出ないのがよいです。詰め替えといっても、袋ごと入れるだけなので、清潔かつ楽ちん。あとは、リビングに置いても馴染むのがうれしいです。
第3位 グリコ アイクレオ (Amazon:83.1円、楽天:95.8円)
3位はグリコのアイクレオ!ここから、ぐっと価格が上がりました。粉ミルクって、グリコのアイクレオと、明治のほほえみ、このふたつが二大王者というイメージです。そのぶんお値段も高くなっています。
ベスト3を見てわかったこと
はい。圧倒的な「森永はぐくみ」と「和光堂はいはい」の勝利でした。
何を隠そう、私もこの二つのミルクばかりを使っています。はぐくみとはいはいの粉ミルクは、200mlあたりの値段が60円台と、圧倒的に安いんです。明治ほほえみや、グリコのアイクレオもセールで安くなることがありますが、それでもはぐくみとはいはいの安さにはかなわない。全部のミルクを試しましたが、値段以外の違いを感じなかったので、安いものに落ち着きました。我が家の子ども二人はすくすくと育っています。
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コスパ徹底比較。200mlあたりの価格一覧。
では、先ほどのランキングのために集計した一覧表をご紹介。楽天バージョンとAmazonバージョンがあるので、ぜひ参考にしてみてください。
【楽天の場合】※楽天セールの最中に調査
メーカー | ミルクの名称 | 形 | 価格 | ミルク200mlあたりの価格 |
明治 | ほほえみ | らくらくキューブ | 1866円/16袋 | 116.6円 |
液体ミルク | 1379円/200ml×6 | 229.8円 | ||
缶(粉ミルク) | 5450円/800g×2 | 90.2円 | ||
グリコ | アイクレオ | 缶(粉ミルク) | 5789円/800g×2 | 95.8円 |
液体ミルク | 5428円/125ml×24 | 361.8円 | ||
森永 | はぐくみ | エコらくパック | 4569円/400g×2×2 | 75.6円 |
缶(粉ミルク) | 4515円/800g×2 | 74.7円 | ||
液体ミルク | 1030円/100ml×5 | 412円 | ||
和光堂 | はいはい | 缶(粉ミルク) | 4029円/800g×2 | 66.7円 |
【Amazonの場合】
メーカー | ミルクの名称 | 形 | 価格 | ミルク200mlあたりの価格 |
明治 | ほほえみ | らくらくキューブ | 5208円/48袋 | 108.5円 |
液体ミルク | 1393円/200ml×6 | 232.1円 | ||
缶(粉ミルク) | 2800円/800g | 92.7円 | ||
グリコ | アイクレオ | 缶(粉ミルク) | 5018円/800g×2 | 83.1円 |
液体ミルク | 2466円/125ml×12 | 328.8円 | ||
森永 | はぐくみ | エコらくパック | 1982円/400g×2(容器付き) | 65.6円 |
缶(粉ミルク) | 4114円/800g×2 | 68.1円 | ||
液体ミルク | 1156円/100ml×5 | 462.4円 | ||
和光堂 | はいはい | 缶(粉ミルク) | 1890円/800g | 62.6円 |
※缶(粉ミルク)は、800g1缶販売or2缶セット販売で安いものを掲載。粉ミルクは、スプーン一杯(粉2.65g)=20mlで計算してます。
先ほどのランキングの通り。圧倒的な「森永はぐくみ」と「和光堂はいはい」の勝利でしたね。
そして目立つのは、液体ミルクの高さ。粉ミルクに比べて本当に割高です。普段使いできる価格ではありません。ただ、外出時・災害時・疲れ果てた時のために、1箱買っておくことをお勧めします。生後1-2か月は1回200mlだと多すぎるので、100mlのはぐくみや125mlのアイクレオでいいかなぁと思いがちですが、我が家は消費しないまま数ヶ月経ってしまったので、200mlのほほえみがおすすめです。100mlでも200mlでも同じくらいの値段なので、大は小を兼ねるということで。
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出産準備におすすめのミルクはこの3つ。
さて、ランキングのあとは、出産準備で用意するおすすめ粉ミルクをご紹介します。
普段からミルクを飲む子になってほしいという人は「はぐくみ エコらくパック」、出来る限り母乳で育てたいと思っている人は「ほほえみ らくらくキューブ」、がおすすめです。
はぐくみエコらくパック
はぐくみエコらくパックは、ほぼ最安値で、なおかつ使いやすいので、粉ミルクをよく使う家庭におすすめ。母親以外も子守りをする場合、日常的にミルクをあげることになるので、コスパと使いやすさが重要です。
ほほえみらくらくキューブ
つづいて、出来る限り母乳で育てたいと思っている人におすすめの「ほほえみ らくらくキューブ」。
少し割高なんですが、個包装なので保存がしやすく清潔なので、たまにしかミルクを飲まない子に向いています。缶の粉ミルクは、開封してから早めに使い切らないといけないので、無駄になってしまうリスクがあります。
もし出産後、たくさん粉ミルクを飲むことになったら別の銘柄を買い足して、らくらくキューブは外出用に使うのもありです。逆に、もし全然ミルクを飲まない子になったら、災害用として取っておいたり、個包装なので身近な知り合いにあげたりできて、使い勝手がいいです。我が家でも、普段は別の粉ミルクを使っていますが、らくらくキューブも念のためストックしてあります。
液体ミルク「ほほえみ」
そして、粉ミルクに加えて、液体ミルクを災害用にストックしておくことをおすすめします。少なめの100mlや125mlだと、生後数か月で量が足りなくなってしまうので、200mlのほほえみが良いと思います。消費期限が近づいたら、外出用や、ちょっと楽したいときに使うこともできます。
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まとめ
以上、今回の記事では、粉ミルクの価格比較と、出産準備におすすめの粉ミルクを紹介しました。
国内メーカーの粉ミルクは、細かい成分の違いはあれど、どれも国の高い基準をクリアした粉ミルクなので、「安いから質が悪い」ということはありません。いちばん安くて使いやすい粉ミルクを使えばいいと考えています。
出産準備のあれこれは、買うタイミングを逃しがちですが、是非この機会にコスパの良い準備をしてみてくださいね。