元金融マンのユウです。こんな疑問を解決できる記事を用意しました!
今回の記事では、マリオットボンヴォイアメックスのポイントでANA国内便にどのくらい搭乗できるのかを解説します。
「マリオットアメックスを持っていれば、旅行や帰省の航空券を無料でゲットできるのかな…」という悩みが解決できますよ。
記事前半ではカード利用額とポイント数・マイル数の早見表を、後半ではANA国内線&国際線の必要マイル数の早見表を紹介するので、最後までしっかり読んでみてくださいね。
こちらの早見表や一覧表はすべて当サイトのオリジナルのため、無断転載はご遠慮ください。
マリオットボンヴォイアメックスの基本知識
まずはマリオットボンヴォイアメックスの基本をご紹介します!すでにご存じの方は次の章へどうぞ。
マリオットボンヴォイ・アメックスには「一般カード」と、「プレミアムカード」の2種類があります。圧倒的にプレミアムカードがお得なんですが、まずは両方の特徴をまとめてみました。
一般カード | プレミアムカード | |
ポイント還元率 | 100円につき2ポイント | 100円につき3ポイント |
年会費 | 23,100円 | 49,500円 |
紹介入会特典 | 13,000ポイント | 36,000ポイント (合計45000ポイント) |
更新特典(毎年) | 35,000ポイント分の無料宿泊 | 50,000ポイント分の無料宿泊 |
その他特典 | 空港ラウンジ無料、 優先レイトチェックアウトなど | 空港ラウンジ無料、 レイトチェックアウト、 お部屋グレードアップ、 スマホ修理補償など |
プレミアムカードは「ポイント3%還元」、「紹介入会で36000ポイント」、「毎年50000ポイント分の特典」、「ホテル宿泊時の優遇」、「空港ラウンジ無料」、「旅行保険」、「スマホ修理補償」など、ものすごくお得なカードなんです。
年会費は49500円と高いですが、ちゃんと元が取れるのでご安心ください。初年度は「紹介入会特典の合計45000ポイント」、2年目以降は「毎年の無料宿泊50000ポイント分」がもらえて、年会費がペイできます。
今回の記事では、「マリオットアメックス」=「マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカード」として解説しています。
マリオットボンヴォイポイントとANAマイルの交換比率
交換比率は3ポイント=1~1.25マイル
マリオットボンヴォイポイントは、ANAマイル、JALマイル、ユナイテッド航空マイル、アメリカン航空マイルなど、多くのマイルに交換できます。
マイル交換の比率は、ほとんどの航空会社で3ポイント=1マイル。ANAマイルも3ポイント=1マイルです。
そして、60000ポイントを一度に交換すると、ボーナスとして5000マイルが上乗せされます。
つまり60000ポイント=25000マイルに交換可能で、3ポイント=1.25マイルの比率になります。
上手く使えばANA系のクレジットカードよりお得ですね…。
そうなんです。さらにお得なのが、ユナイテッド航空のマイルでANA国内線に乗る方法です!
裏ワザ:ANA便はユナイテッド航空マイルがお得
実は、ユナイテッド航空のマイルでも、ANAの国内線や国際線に乗ることができます。特に国内線の場合、かなりお得になるケースが多いです。
お得な理由が3つあるので、さくっと紹介します!
60000ポイント=30000マイル!
マリオットボンヴォイポイントをユナイテッド航空マイルに交換する場合、基本の比率はANAマイルと同じく3ポイント=1マイルです。
ただし、60000ポイントを一気に交換すると、ボーナスとして10000マイルも上乗せされるので、60000ポイント=30000マイルもらえるんです。
3ポイント=1.5マイルになるので、マリオットアメックスのマイル還元率は1.5%。他のクレジットカードと比べてもかなりの高還元率で、マリオットアメックスを発行する価値のひとつになっています。
必要なマイル数がANAマイルより少ない!
ほとんどのANA国内便は、ANAマイルよりユナイテッド航空マイルのほうが少ないマイル数で設定されています。つまり、全く同じANA国内便に、ANAマイルより少ないマイル数で乗ることができるんです。
もらえるマイルが多く、必要なマイルは少ないので、「ユナイテッド航空マイルなら一人分多く予約できる」パターンがたくさんあります。
国際線の燃油サーチャージが不要!
ユナイテッド航空のマイルをANAの国際線特典航空券と引き換えると、燃油サーチャージが不要です。(手数料は数千円かかります)
ANAマイルで引き換えた場合、通常の燃油サーチャージが必要なので、ハワイだとサーチャージだけで往復5-6万円かかることも…。しかしユナイテッド航空はサーチャージ不要なので、国際線でマイルを使いたい人はお得ですよ。
ただしそのぶん、マイル数は少し高めに設定されていることが多いのでご注意くださいね。
以上、ANA便にお得に乗る裏ワザ【ユナイテッド航空マイルを使う】でした!
今回の記事の早見表には、ANAマイルに加えて、ユナイテッド航空マイル(UAマイル)も載せているので、参考にしてください!
カード利用額・ポイント数・ANAマイル数の一覧表
クレジットカードの利用額に応じて交換できるマイル数を、一覧表にしました!
例えばカード利用額200万の場合、
マリオットポイント60000ポイント獲得とマイル交換→ANAマイルなら25000マイル、ユナイテッド航空マイルなら30000マイル
になります。
つまり、1ヶ月にカードを20万使う人なら、10ヶ月で30,000マイル獲得できるんですね!
それでは、早見表を見てみましょう。
カード利用額 | マリオットポイント数 | ANAマイル | ユナイテッド航空マイル |
200万円 | 60000ポイント | 25000マイル | 30000マイル |
240万円 | 72000ポイント | 29000マイル | 34000マイル |
300万円 | 90000ポイント | 35000マイル | 40000マイル |
360万円 | 108000ポイント | 41000マイル | 46000マイル |
400万円 | 120000ポイント | 50000マイル | 60000マイル |
480万円 | 144000ポイント | 58000マイル | 68000マイル |
500万円 | 150000ポイント | 60000マイル | 70000マイル |
600万円 | 180000ポイント | 75000マイル | 90000マイル |
700万円 | 210000ポイント | 85000マイル | 100000マイル |
このポイント数とは別に、紹介入会すると入会特典の36000ポイント、2年目以降は無料宿泊特典(50000ポイント分)が毎年もらえます。
自分は月25万くらいカードを使うので、年間利用額は300万ですね。90000ポイント貯まるので、ANAなら35000マイル、ユナイテッド航空なら40000マイルも貯まるのか…
そうですね。それだけのマイルがあれば、東京~札幌なら3往復、東京~ハワイなら1往復できますよ!さらに、宿泊にポイントや無料宿泊特典を使えば、無料で国内旅行やハワイ旅行が叶えられます。
我が家は家族の出費をすべて合わせると月35万円くらいなので、年間420万円くらいの利用額です。
420万円だと、ANAなら52000マイル、ユナイテッド航空なら62000マイル貯まりますね。
マリオットアメックスは家族カードが1枚無料で発行できるので、夫婦のカード利用額を合算できるのも大きなメリットです!
ポイントはこまめに引き換えても、数年分をまとめて引き換えてもいいんですよね。
もちろんです。帰省でこまめに使うのも良し、数年分でハワイなど豪華旅行に使うのも良いですよ。マイル交換は、ボーナスポイントがもらえる60000ポイント単位で引き換えるのがおすすめです。
では、次の章で、ANA国内線の特典航空券とマイル数の早見表を公開します!
カード発行の紹介について
2023.11.14~の規約変更にて、ブログやSNS経由での紹介入会が禁止となりました。ブログやSNSで得た紹介リンクを使用すると、規約違反でポイントが取り消しになる可能性があるので要注意です! 紹介は、友人や知人に依頼しましょう。
国内特典航空券(片道)とANAマイル数の早見表
では、ANAの国内特典航空券は、いったいどのくらいのマイルがあればゲットできるのか、区間ごとの早見表で見ていきましょう!
まずANAマイルで交換する場合、「発着区間」と「シーズン」に応じて、必要なマイル数が決められています。そのため、先にシーズンの設定をお伝えしておきます。
早見表を見るときは、このシーズン設定を参考にしてみてくださいね。
ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空マイル | |
2023年 | 1/10~2/28、4/1~4/26、12/1~12/27 | 3/1~3/10、5/9~8/3、8/21~11/30 | 1/1~1/9、3/11~3/31、4/27~5/8、8/4~8/20、12/28~12/31 | シーズンなし |
2024年 | 1/11~2/29、4/4~4/24、12/1~12/25 | 2024/3/1~3/7、5/7~8/1、8/19~11/30 | 1/1~1/10、3/8~4/3、4/25~5/6、8/2~8/18、12/26~12/31 | シーズンなし |
2025年 | 1/9~2/28 | 3/1~3/13 | 1/1~1/8、3/14~3/31 | シーズンなし |
ユナイテッド航空マイルでANA便に乗る場合、シーズン設定はないんですか?
はい。しかもほとんどの区間で、ANAマイルのローシーズンより少ないマイルで、まったく同じANA国内便に乗れますよ。
お正月や夏休み、ゴールデンウィークでも?
もちろんです。ユナイテッド航空マイルを使って、ANA便で帰省や旅行をするのはかなりおすすめです!
実際に、ユナイテッド航空の特典航空券の予約画面で、2023年の年末~2024年の年始を見てみましょう!
この画像は、2023年12月18日~2024年1月20日のANA羽田~福岡便の画面です。
「5.5k」=5500マイルで、12月31日や1月1日も予約できます。
12月27日~30日は「ご利用不可」とあるので予約できないんですか?
残念ながらそうなんです。各航空会社の特典航空券には「ブラックアウト日」が設定されていたり、早く予約が埋まったりして、予約できない日があります。
ただ、ANAに比べるとユナイテッド航空はブラックアウト日が年間で数日しかないと、かなり評判ですよ。
ちなみに、同じ便をANAマイルで交換する場合、何マイル必要ですか?
ANAマイルだと年末年始はハイシーズンなので、まったく同じ便に乗るのに片道9000マイル、往復18000マイル必要です。
ユナイテッド航空の場合、往復予約すると復路は5000マイルになるので、往復10500マイルで交換できるんですよ。
18000マイルと10500マイル…。それは全然違いますね…
個人的にはユナイテッド航空マイルでANA国内便に乗るのがとってもおすすめです。とはいえ、「やっぱりANAのWEBサイトで予約するほうが安心」という方もいると思うので、自分に合った形で交換をするのがいいですね。
では、各発着区間の必要マイル数を見ていきましょう。どのマイル数も片道の必要マイル数です。まずは東京発着の区間、そのあとに大阪発着の区間を紹介していきます。
東京発着の区間
まずは東京発着の区間です。
①東京~名古屋、大阪、秋田、庄内、仙台、新潟、八丈島、富山、小松、能登
発着区間 | ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空 マイル (全期間) |
東京~名古屋・大阪・ 秋田ほか | 5000 | 6000 | 7500 | 5500 |
いちばん少ないマイルで行けるのがこの区間です。ANAマイルはローシーズンだと5000マイル。一方でユナイテッド航空マイルは全シーズンで5500マイルです。
東京から名古屋や大阪など、「正直新幹線のほうが楽かも…」というのがこの区間(笑)。ただ、往復で新幹線を取ると結構なお値段になるので、飛行機や空港を楽しみながら特典航空券で行くのもおすすめです。
また、能登や八丈島、秋田など、飛行機だとアクセスしやすい場所にふらっと観光に行くのもいいですよね。
②東京~札幌・函館・秋田・広島・福岡・鹿児島ほか
発着区間 | ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空 マイル |
東京~札幌・函館・秋田・広島・福岡・鹿児島ほか | 6000 | 7500 | 9000 | 5500 |
対象となる空港がいちばん多いのがこの区間です。該当する区間は以下の通り。
東京~札幌・稚内・女満別・旭川・根室中標津・オホーツク紋別・釧路・帯広・函館・秋田・大館能代・岡山・広島・岩国・山口宇部・
鳥取・米子・萩/石見・高松・徳島・松山・高知・北九州・福岡・佐賀・大分・熊本・長崎・宮崎・鹿児島
この区間は、ANAマイルだとローシーズンは片道6000マイル。ユナイテッド航空マイルだと、時期を問わず片道5500マイル、往復10500マイルで交換できます。
ユナイテッド航空は、さっきの区間と同じマイル数なんですね。
はい。東京から札幌や鹿児島まで、往復10500マイルで行けますよ!
自分は月25万のカード利用で、ユナイテッド航空なら年間40000マイル貯まる計算だったので…。1年ちょっとで42000マイル貯めれば、4往復できるってことですね。
そうですね!夫婦だったら2往復できるので、半年に1回はマイルで旅行や帰省が楽しめます。ホテルは無料宿泊特典を使えば、飛行機もホテルも無料になりますよ。
③東京~沖縄(那覇)
発着区間 | ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空 マイル |
東京~沖縄(那覇) | 7000 | 9000 | 10500 | 8800 |
つづいて3つ目の区間は、東京~那覇。さすがに距離があるので、必要マイル数も多いです。この区間の場合、ローシーズンだとユナイテッド航空マイルよりANAマイルの方が少ない数で行けますね。
④東京~石垣、宮古
発着区間 | ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空 マイル |
東京~石垣、宮古 | 8500 | 10000 | 11500 | 8800 |
最後に、東京~石垣、宮古の区間。 ANAの場合、那覇に比べてマイル数が増えるので要注意です!
大阪発着の区間
つづいては、大阪の発着区間をご紹介します。
大阪は、少ないマイル数で行ける空港が多いんです。ユナイテッド航空マイルなら、ほとんどのANA国内線が往復10500マイルで交換できます。
それは何故ですか?
必要マイル数は区間の距離を元に決められているので、日本列島の真ん中にある大阪は、どこに行くにも距離が短くてお得なんですよ!
①大阪~東京、萩・石見、松山、高知、福岡、大分、熊本、宮崎
発着区間 | ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空 マイル |
大阪~東京、福岡、宮崎ほか | 5000 | 6000 | 7500 | 5500 |
大阪の場合、博多や熊本など、九州に少ないマイルで行けるのがいいですね。もちろん東京にもいちばん少ないマイルで行けますよ!
②大阪~沖縄・鹿児島・札幌ほか
発着区間 | ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空 マイル |
大阪~沖縄・鹿児島・札幌ほか | 6000 | 7500 | 9000 | 5500 |
この区間に該当する空港は以下の通り。
札幌・女満別・旭川・釧路・函館・青森・秋田・福島・仙台・新潟・長崎・鹿児島・沖縄
沖縄に往復10500マイル(ユナイテッド航空マイル)で行けるのは、大阪の強みですね!
私も大阪在住だったら、毎年無料で沖縄や札幌、鹿児島が旅行したい…。
釧路や女満別、秋田や青森など、派手ではないけど趣のある地域を回るのもおすすめです!
③大阪~石垣、宮古
発着区間 | ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空 マイル |
大阪~石垣、宮古 | 7000 | 9000 | 10500 | 8800 |
大阪からの発着区間で、マイルがいちばん高いのがこちらの石垣・宮古。(東京と違って、さらにマイル数が多い区間はありません)
ユナイテッド航空の場合、この区間だけ片道5500マイルでは行けず、8800マイルが必要になります。
以上、国内線の特典航空券と、必要なマイル数の早見表でした!
飛行機って、安いチケットを探しても、家族3人だと往復10万くらいするから困ってたんですよね…。マイルを使えば気軽に帰省できそう!
そうですね、飛行機は購入するとかなり高くつくので、クレジットカードでのマイルの活用がおすすめです。
カード発行の紹介について
2023.11.14~の規約変更にて、ブログやSNS経由での紹介入会が禁止となりました。ブログやSNSで得た紹介リンクを使用すると、規約違反でポイントが取り消しになる可能性があるので要注意です! 紹介は、友人や知人に依頼しましょう。
国際特典航空券(往復)とANAマイル数の早見表
では、つづいてANA国際線の特典航空券のマイル数をご紹介します!
ソウルやシンガポール、ハワイやロンドン、ニューヨークなど…。考えるだけでもテンションが上がりますね。
ANAマイルの国際特典航空券も、国内線と同じく「シーズン」と「発着区間」によって必要なマイル数が決まります。国際線の場合は「往復」のマイル数になります。
国際線の場合、シーズンの設定が複雑なので、各シーズンの具体的な日程の掲載は省略します。実際に特典航空券をゲットするときには公式WEBサイトでの確認をお願いします!
国際線の一覧表でも、ユナイテッド航空マイルのマイル数を掲載しています。ただし国際線の場合、ユナイテッド航空の必要マイルは細かく変動するので、今回は「2023年11月搭乗・航空会社はANAに限らず」で調べたマイル数を載せています。航空会社と行き先を記載していますので、参考情報としてご覧ください!
なお、ANAマイルで引き換えた特典航空券は、燃油サーチャージが必要になるのでご注意ください。現在のサーチャージ金額も紹介しているので参考にしてくださいね。
※ユナイテッド航空マイルで引き換えた特典航空券は、燃油サーチャージ不要です。ただし片道数千円の手数料がかかります。
では、さっそくいってみましょう!まずはソウルから!
日本~ソウル
クラス | ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空 マイル |
エコノミークラス | 12000 | 15000 | 18000 | 16800(ソウル/アシアナ) |
ビジネスクラス | 25000 | 30000 | 33000 | 63000(ソウル/アシアナ) |
まずは大人気の韓国・ソウル。往復の必要マイル数はローシーズンで12000マイルと、かなりお得ですね。しかもこの区間は、燃油サーチャージも片道3000円と安い!
燃油サーチャージ(2023.10-11引換分):片道3000円
「沖縄よりソウルに行く方が安い」というのは、マイルでも同じですね。ソウルには、マリオットボンヴォイ系列のホテルもたくさんあるので、特典航空券とポイント宿泊を組み合わせると、無料での旅行も難しくありませんよ。
日本~台北・上海・香港・マニラほか
クラス | ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空 マイル |
エコノミークラス | 17000 | 20000 | 23000 | 31500(上海/ANA) |
プレミアムエコノミー | 30000 | 33000 | 36000 | - |
ビジネスクラス | 35000 | 40000 | 43000 | 63000(上海/ANA) |
つづいては、台北や香港などの東アジア。いちばん人気はやはり台湾でしょうか。該当する地域は下記の通りです。
北京、大連、瀋陽、青島、上海、杭州、広州、厦門、成都、武漢、深セン、香港、台北、マニラ
私は台湾が大好きなので、エコノミーで17000マイルで往復できるのはめちゃくちゃ嬉しいです。
このマイル数なら、1年に1回ポイントをマイルに変えて特典航空券をゲットし、宿泊は無料宿泊特典で1泊を確保できそうですね。2泊目以降は現金やポイントで予約すれば、毎年でも台北旅行が楽しめます。
燃油サーチャージ(2023.10-11引換分):片道8500円~9500円
燃油サーチャージは往復で2万弱かかるので、ポイントがたくさん貯まっていればユナイテッド航空マイルで燃油サーチャージを避けるのもOKです。
ただ、往復2万円弱の負担で台北まで行けるんだったら、ANAマイル特典航空券で、燃油サーチャージを支払う価値は十分あります!
日本~シンガポール・バンコク・クアラルンプールほか
クラス | ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空 マイル |
エコノミークラス | 30000 | 35000 | 38000 | 42000(バンコク/シンガポール航空) |
プレミアムエコノミー | 46000 | 51000 | 54000 | - |
ビジネスクラス | 55000 | 60000 | 63000 | - |
次は、シンガポールやバンコクなど、東南アジアや南アジア地域!該当するのは以下の都市です。
シンガポール、バンコク、ホーチミン、ヤンゴン、ジャカルタ、ムンバイ、デリー、ハノイ、クアラルンプール、プノンペン、チェンナイ
シンガポールやホーチミンも、30000マイル~38000マイルあれば行けるんです。もちろん、ジャカルタやデリーまで同じマイル数で行けるのがポイントです。
インドやインドネシアは少し上級者のイメージもありますが、わざわざ自分でお金を出していかない場所だからこそ、マイルで旅行を楽しみたいものですね。
このあたりから燃油サーチャージが高くなってくるので、ユナイテッド航空の特典航空券でお得な便を探すのもおすすめですよ。私はシンガポール航空の便に搭乗したことがあるんですが、ごはんも美味しくて客室乗務員の皆さんも親切で、とっても快適でした。
燃油サーチャージ(2023.10-11引換分):片道9500円~18500円
日本~ハワイ(ホノルル)
つづいては、みんなの憧れハワイ・ホノルル。マイルで贅沢な旅というと、ハワイのイメージがあります(私は安い旅ばっかりしているので…)。
クラス | ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空 マイル |
エコノミークラス | 35000 | 40000 | 43000 | 95000(ホノルル/アシアナ) |
プレミアムエコノミー | 53000 | 58000 | 61000 | - |
ビジネスクラス | 60000 | 65000 | 68000 | - |
ハワイへの旅も、35000マイル~43000マイルと、そこまで多くありません。クレジットカードで月30万円決済している人なら、マリオットアメックスを発行して初めの1年でハワイに往復できますね。かなり夢が広がります…。
せっかくなので、マイルをじっくり貯めてプレミアムエコノミーやビジネスクラスで行ってみたいという欲が出てきました…
確かに、燃油サーチャージはどのクラスでも変わらないので、プレミアムエコノミーやビジネスクラスで空の旅を楽しむのはお得です!
燃油サーチャージ(2023.10-11引換分):片道18500円
日本~ロサンゼルス、ニューヨークほか(北米)
ロサンゼルスやニューヨークなど、北米までの往復マイル数はこちらです!
クラス | ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空 マイル |
エコノミークラス | 40000 | 50000 | 55000 | 76200(ロサンゼルス/ユナイテッド航空) |
プレミアムエコノミー | 62000 | 72000 | 77000 | 260500(ロサンゼルス/ユナイテッド航空) |
ビジネスクラス | 75000 | 85000 | 90000 | 379900(ロサンゼルス/ユナイテッド航空) |
ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンノゼ、ワシントン、ニューヨーク、シカゴ、ヒューストン、バンクーバー、メキシコシティ
ローシーズンなら、40000マイルでロサンゼルスやニューヨークに行けるんですね…ちょっと意外かも…
よくマイルを使ってアメリカやヨーロッパに行く話を聞くのは、こんなにお得だからなんですね…
そう、マイルの特典航空券って本当にお得なんですよ…。ニューヨークってずいぶんと遠い場所に感じますが、40000マイルで行けると思うと、ぐっと近い気がしてきます。
ただ、要注意なのが、燃油サーチャージがぐっと上がること。往復で6万円近くかかります。
燃油サーチャージ(2023.10-11引換分):片道29500円
私が調べた限りだと、ユナイテッド航空の手数料は往復10000円以内で行けるようなので、ユナイテッド航空マイルで行くのがお得です。特に、北米はユナイテッド航空の強いエリアなので、便数も多くて安心していけますよ。
日本~ロンドン、パリ、ウィーン、ミラノなどヨーロッパ
クラス | ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空 マイル |
エコノミークラス | 45000 | 55000 | 60000 | 94500(ロンドン/ルフトハンザ,スイス航空) |
プレミアムエコノミー | 67000 | 77000 | 82000 | - |
ビジネスクラス | 80000 | 90000 | 95000 | - |
ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ブリュッセル、ウィーン、ミラノ、ストックホルム、モスクワ、イスタンブール
地名を見ただけで、すぐにでも行きたくなってしまう地域がずらっと並びます。たまにはヨーロッパ旅行もいいですね。フランスやイタリア、ウィーンを回っても往復45000マイル~60000マイルです。
燃油サーチャージ(2023.10-11引換分):片道29500円
燃油サーチャージはこちらも高いですが、私が調べたタイミングでは、ユナイテッド航空マイルの手数料も往復30000円ほどかかる便がほとんどでした。ユナイテッド航空便ではなく他の便を使うからだと思われます。
飛行時間も長いので、ANAのきめ細かいサービスを受けながら行くのが良いかもしれません!
日本~シドニー
クラス | ANAマイル ローシーズン | ANAマイル レギュラーシーズン | ANAマイル ハイシーズン | ユナイテッド航空 マイル |
エコノミークラス | 37000 | 45000 | 50000 | 66000(シドニー/ANA) |
プレミアムエコノミー | 54000 | 62000 | 67000 | - |
ビジネスクラス | 65000 | 75000 | 80000 | - |
いよいよ最後の区間は、オーストラリアなどのオセアニア地域です。
シドニー、パース
一度シドニーに行ってみたいと思っていたんですよね。ユナイテッド航空マイルだと、同じANA便なのでお得ですね。
そうなんです。燃油サーチャージの高い区間なのでおすすめですよ!
燃油サーチャージ(2023.10-11引換分):片道29500円
ちなみに、ユナイテッド航空でANA便に乗った場合の手数料は往復16000円ほどでした。
以上、国際特典航空券と必要マイル数を紹介しました!
マイルで海外旅行に行けると思うと、テンションが上がりますね…。
カード発行の紹介について
2023.11.14~の規約変更にて、ブログやSNS経由での紹介入会が禁止となりました。ブログやSNSで得た紹介リンクを使用すると、規約違反でポイントが取り消しになる可能性があるので要注意です! 紹介は、友人や知人に依頼しましょう。
マリオットアメックスはANAマイルを貯めるのに向いている?
結局、マリオットアメックスってANAマイルを貯めるのに向いているの?
結論ですが、ANAマイルを貯めたい人にはすごく向いているクレジットカードです。
マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードは、ポイント還元率3%、ANAマイル還元率1~1.25%なので、とにかく還元率そのものが高いです。
例えば、ANAの名前を冠したカードでも、マイル還元率1%だったり、初回のキャンペーンは3か月で150万円以上使う必要があったりします。ANA〇〇という名前のカードよりもお得にポイントを貯めて、マイルに交換できるって、なかなかすごいですよね。
また、マリオットボンヴォイポイントは実質無期限のポイントなので、旅の予定を立てるときにマイル交換をしたり、ポイントがたくさんたまったときにマイル交換をすることで、しばらく旅行に行けなくてもお得に使うことができますよ。
さらに、ユナイテッド航空のマイルを活用したり、ホテルにポイントを使ったり、そのときの必要性に応じた使い方ができるのが本当に便利です。
このあと、よくある疑問を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
よくある疑問
ポイント対象外の支払いはある?
ポイントが100円につき3ポイントってかなりお得だけど、ポイントが付かない支払いもあるんじゃないの?
その通り、ポイント対象外の支払いもあります。ただ、他の多くのクレジットカードに比べると対象外は少ないですよ。
マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードには、「ポイント対象外の支払い」と、「ポイント付与率が半分になる支払い」があります。
ポイント対象外は「モバイルSuicaへのチャージ」など。ポイント付与率が半分になるのは「税金の支払い」などです。下記の記事でしっかり解説しているので、心配な方は読んでみてくださいね。
マリオットボンヴォイアメックスのポイント対象外の支払いを解説
紹介入会キャンペーンは誰からの紹介でも同じ?
マリオットアメックスの紹介入会キャンペーンの特典って、誰からの紹介でも同じなの?
同じですね。これまで違う条件の紹介プログラムは見たことがありません。
紹介入会キャンペーンの特典ポイントは、誰からの紹介でも同じです。どこにも公開されていない秘密の紹介キャンペーンがあるなら話は別ですが…。
WEBサイトや知人からの情報をチェックした限りでは、違う特典を目にしたことは無く、みんな同じ規約に則って紹介をしているようです。
詳しくは、こちらの記事をご確認ください!
紹介キャンペーンって危険じゃないの?
紹介入会キャンペーンって危険じゃない?メールを送らないとURLがもらえないので不安なんだけど…
利用規約を守っていれば危険ではありません。実は、紹介URLが一般公開されていたら、そちらの方が怪しいんです。
紹介入会キャンペーンには、アメリカンエキスプレスの定めた規約があります。紹介URLは、紹介者が入会希望者に直接送ることになっているので、一般公開はNGなんです。
不安な方は、こちらの記事に詳細をまとめたので、参考にしてみてくださいね。
マリオットボンヴォイの紹介は危険?規約のポイントを徹底解説!
楽天カードを持ってるんだけど…
これまで楽天カードを使ってきたんだけど、マリオットボンヴォイ・アメックスの方がお得なのかな…
お得かどうかは、月間の利用額によって変わります。年150万(月12.5万)以上のクレジット決済があればお得ですよ。
何を隠そう、私はもともとJALカードと楽天カードをメインで使っていました。いまはマリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードをメインにして、楽天カードはサブで使っています。
カードによって強みが違うのですが、年150万円以上使う方は、マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードがおすすめですよ。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。ポイント数を徹底比較しています。
マリオットボンヴォイアメックスと楽天カード、どっちがお得?2枚持ちもあり?
まとめ
以上、今回の記事では、マリオットボンヴォイアメックスでANAマイルがどのくらい貯まるのかを解説しました!マリオットアメックスのポイントをマイルに交換すれば、旅行や帰省での航空券を無料でゲットできることを理解していただけたと思います。
もう一度確認したい方は、カード利用額と貯まるポイント数・マイル数の早見表や、ANA国内線&国際線の必要マイル数の早見表を読んでみてくださいね。マリオットアメックスで、無料の空の旅を思いきり楽しみましょう!
カード発行の紹介について
2023.11.14~の規約変更にて、ブログやSNS経由での紹介入会が禁止となりました。ブログやSNSで得た紹介リンクを使用すると、規約違反でポイントが取り消しになる可能性があるので要注意です! 紹介は、友人や知人に依頼しましょう。
参考: