待ちに待った産休に入りました!わーい!
…と、喜びたいところですが。
妊娠初期や中期に思い描いていた自由なイメージとは、ほど遠いものでした。
「産休になったら買い物をしよう」「産休になったら◯◯に行こう」と思っている妊婦さんと旦那さん!!
なかなかそうもいきませんよ。。
予定日は40週0日。正期産は37週0日から。
産休というと「1ヶ月ちょっとの自由な時間」というイメージ。
法定の産前休暇は34週からなので、ぎりぎりまで働いても、予定日まで6週間は休める、ということになるのです。
しかし!ここに落とし穴が。
そもそも予定日は、妊娠40週0日の日付。
当然ながら、この当日に生まれるとは限りません。
正期産は37週0日からなので、37週に生まれる可能性も十分にあります。
もし37週には生まれるとすると…
なんと産休スタートから生まれるまで3週間!み、短い。
実際には40週前後の出産だったとしても、37週からは「生まれるかも」と思いながらの生活になるので、家や近所からあまり遠ざかることもできません。
そして、お腹の中の赤ちゃんも「もう生まれてもいい状態」になるわけなので、かなりお腹は大きく重くなるのです。
とにかく重い身体、息切れ、動悸。そして尿漏れ…!
お腹の中に約3kgの赤ちゃんを抱えている、という状態。予想以上にしんどいです。
実際には羊水や胎盤の重さもあるので、もっと重いわけですが…。
お米2kg×2袋を、タオルでお腹に巻いて10分くらい歩いたり、電車に乗ったりしたら、少し実感が湧くと思います。
ちょっと歩いたり、ちょっと動いたりするだけで、すぐに息切れや動悸が発生します。
さらに、お腹が大きくなると、胃が圧迫され、つわりのような気持ち悪さアゲイン…。
また、膀胱もお腹の中からキックされるので、トイレが近くなりました。
外出するにしても、ひとつ買い物を済ませては、息切れを落ち着けようとベンチで休憩する…の繰り返しです。
さらに残念なのが、なんと、尿漏れしてしまうという事実。
私はそんなにひどくなかったですが、気づくと下着が少し濡れている、ということが何度かありました。
妊娠後期にはよくあることだそうですが、なかなか気持ち的に悲しいものがあります。
集中力が著しく下がる。
これも盲点でした。
私、産休に入ったら、資格の勉強や読書をしよう!とやる気まんまんだったんですよ。
しかし…全然集中力がつづかない…。
眠くなったり、ぼんやりしたり、気が散ってしまったり。
少し集中できたと思うと、息切れしてしまうことも。
これまで、ぐっと集中して勉強するのが得意だという自負があったので、とても悔しいです。
でも、これもまた体調のせい、と割り切るしかありません。
以上、産休は、普通のお休みとは違いました…。
産前休暇というだけあって、「もうすぐお産なので、まともに仕事できません」という休暇なんですね。
この体調で仕事するのは、どう考えても無理ですから!!
なので、産休の有効活用を全部諦めることはないと思いますが、いろいろ楽しみにしないことをおすすめします。
もし元気が余っていたら、○○出来たらいいな…程度の気持ちがちょうどよいです。
私も、ブログを書いたり、お裁縫したり、ごはん作ったり…は出来ていますしね。