子育てしながら1日3食考えるの、疲れませんか。
毎日の献立を考えて買い物をする、そのことが本当に苦痛です…。
1日1食ならまだしも、1日3食。
息子が1歳2ヶ月なので、
栄養バランスも考えて、
家族の好き嫌いも考えて…となると、かなり難しいのです。
日々限界を感じております。
そんな中で、出会ったのが、
今回の本「子どもはレシピ10個で育つ」です。
人気料理家による「美味しい料理をあきらめずに、肩の力を抜ける」本。
この「子どもはレシピ10個で育つ」は、
けして「別に大した料理作らなくていいのよ!」という本ではありません。
人気料理家の上田淳子さんが、
「料理にはこだわりたい」
「時には手の込んだものを作りたい」
「でも、適当な日があってもいいんじゃないの?」
「むしろ家族はその方が喜ぶかもしれないよ」
ということを、やさしいまなざしで教えてくれる本です。
なぜレシピ10個でもよいのか?ということを、
双子の子供を育てた経験を踏まえて、
わかりやすい文章で綴っています。
そして、実践するためのコツや、
常備しておくおすすめ食材、
簡単だけど丁寧なレシピなども載っています。
「カレーもハンバーグも週1回出したって家族は困らない」
この「子どもはレシピ10個で育つ」の中で、
一番、ハッとしたのはこの言葉でした。
「カレーもハンバーグも週1回出したって家族は困らない。」
「特に夫や男児は、週1回くらいカレーを食べたいと思っている」
はい。
確かに、そうなんですよね。
わたしも、知らなかったのではなく、どこかでわかっていました。
我が家では、1-2ヶ月に一度、
カレーをたくさん作って3日くらい持たせるんですが、
夫は不満どころか、とても喜んでいます。
さすがに3日目は飽きるなぁと思い、
アレンジレシピなどを調べるんですが、
「そのままがいい」と言われます。
それでもわたしは、
勝手に「毎日違うものを出さなくては」と思い込んでしまっていました。
でも、自分が子どもの頃を思い出すと、
鶏の唐揚げが大好きで、
もし週に1回出てきたら、きっとすごく嬉しかっただろうなぁと思います。
毎週同じものだけ出していればOK!ではなく、
献立に悩んだとき、
「今週まだカレー作ってないからカレーでいいや」
「今週まだ唐揚げしてないから唐揚げ!」
と思えるような「しょっちゅう作ってもOKなメニュー」がいくつかあると、
これからの献立作りが、とっても楽になる予感がします。
思わずハッとさせられる文章がたくさん。
この本には、他にも、
それはどれも、
毎日の料理への「面倒くさいなぁ」という気持ちを、
和らげてくれるものばかり。
「おかずの品数は、多い方がラク」
「もう、みじん切りはやめよう」
などなど。
ぜひその内容は、