実際に不妊治療をして、出産して、産休・育休を取ってみて思ったこと。

この不妊治療の前に、転職しておいてよかった…!!

どの会社で妊活をするのかということは、
ものすごく大切です。
そして、どの会社で産休・育休を取るのか、ということも、ものすごく大切。

わたしは新卒で大手証券会社に入り、
第二新卒のうちに、まったく異なる業種の中小企業に転職しました。
転職するときは、少し不安もありましたが、
あのまま、あの証券会社にいたらと思うと…ぞっとします。

きっと妊活はうまくいかず、
夫婦仲もどんどん悪化していったのではないかと思います。




多忙でストレスだらけの妊活。

わたしの場合、「多嚢胞性卵巣症候群」という症状で、
排卵が自然に行われないため、不妊治療を受けていました。
毎月の通院の流れは、ざっとこんな感じ。
  1. まず、月に一度の排卵がうまくいくように、飲み薬を飲んだり、注射を打ってもらったりする。
  2. 1週間後、薬や注射の効果が出ているかどうか、エコーで確認
  3. 効果が出ていて、排卵しそうであれば、医者の指示された日に要セックス!(診察の当日〜翌々日あたり)
  4. まだ効果が出ていなさそうであれば、また数日後にエコーで確認(基本的には、このエコー確認を排卵まで繰り返す)
  5. 排卵の2週間後くらいに妊娠しているかどうか確認のため通院
いやー。ハードです。
人口受精や体外受精に進んだ方からすれば、
全然ハードじゃないと言われそうですが、
十分ハードでした。

週1-2回の通院の繰り返し、
そのたびの内診、
薬の副作用による身体のだるさ、 
医師の指示通りのタイミングでのセックス!
我が家は何でも話しやすい関係ですが、
それでも夫にLINEで「今夜は子作り!」と連絡するのは気を遣いましたよ。

でも、まだ良かったのは、
仕事が楽しくて、職場も親切な人ばかりで、
妊活以外のストレスが少なかったこと。
もし、仕事で大きなストレスを抱えていたら、
同時並行できず、爆発していたと思います。

それに不妊治療では、診察の状況によって、
「また明日見てみるので来てください」と言われることが何度もあります。
突然の残業があるような会社では、
病院に行かなきゃいけないのに行けない…という場合も。
そうなると、せっかく薬や注射を打ったのに、その月は排卵のタイミングを逃す…なんてことになりかねません。
通院に時間とお金をたくさんかけて、身体のだるさと戦ったのに、それが無駄になる。
かなり落ち込むこと間違いなしです。

不妊治療中は、本当に焦りがつのって、気持ちが不安定になるので、
自分の安心できる職場で働いていることは、ものすごく大切です。


妊娠しながら働くしんどさ。

さて、妊活を乗り越えて、やっと妊娠。
しかし、喜びにふるえたのもつかの間、
妊娠後の平均的な流産率の高さを知って驚き、毎日恐怖にふるえていました。

そして、妊娠中期〜後期は、
満員電車で立つと、10分ほどで息切れして、ホームのベンチに倒れ込むように。
お医者さんには、
「長時間立たないように」
「お腹が張ったらすぐ横になるように」
「切迫流産になってから後悔しても遅いからね」と言われ、
「電車で席譲ってもらえないのに…」
「仕事中にどうやって横になれと言うの…」と、悩みが尽きない日々でした。

自分のことならまだ自業自得で済むものの、
お腹の中の命がかかっていると思うと、
ちょっとした無理をすることもためらわれて、
とても苦しかったです。

そこで、会社の上司に相談して、
仕事の大部分を在宅勤務にしてもらったり、
時差通勤や、休憩時間に医務室のベッドを借りるなどして、
どうにか乗り切ったのです。


これも、もし転職してなかったらと思うと…。
在籍していた証券会社では、
在宅勤務なんてまったく考えられないし、
朝の株式市場は待ってくれないし、
休憩時間に横になったら嫌味を言われそうな雰囲気でした。
福利厚生の制度はしっかりしているはずなのに、
それが使える雰囲気ではなかったし、
制度にないような臨機応変な対応は期待できなかったのです。

きっと、「お腹の子に何かあったらどうしよう」と泣きながら働いていたのかと思うと、
勇気を持って転職した昔の自分、ありがとう…という気持ちになります…。

長くなってしまったので、
産休・育休については、また後日。





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