出産の痛みを乗り越えたとき、
「すごいね!母は強いね」と言われたわけですが。
そのとき何故か、悲しい気持ちになってしまいました。

だって、強いから乗り越えられたわけではないので。
耐えられないほどつらかったけど、出産は途中でやめるわけにはいかないから、耐えるしかなかった。
ただそれだけのこと。
ドラマみたいに「この子のためなら…」とは思えなかったです。。
不妊治療を経ての待望の我が子でしたが、生まれるまで、実感を持つのは難しかった。

もし本当に「母は強い」のであれば、
それはきっと、生まれてから、毎日子どもと過ごしながら少しずつ親として強くなる、ということだと思うのです。
そしてそれは、母も父も変わらないような。

とはいえそれも、強いのではなく、「強くならざるを得ない」、「愛おしいので必死になる」ということではないでしょうか。
母は強いから頑張れる、なんて都合の良いものでは無いのです。