先日の記事にひきつづき、モンテッソーリ教育の本について。

手に入った5冊を読んだので、徹底比較します!


そして、その前に。初めての一冊は、
神成美輝さんのモンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方がベストだと思います。



モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方【Amazon】【楽天】

この一冊のおかげで、そのあと読んだモンテッソーリ関連本5冊の内容が、頭にすっと入ってきました。
詳しくは、先日の記事をどうぞ
0歳児の子育てと、「モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方」

同じモンテッソーリ教育でも、本によって内容が全然違います!

私は5冊ほど読んでみましたが、
どの本も内容が異なっており、とても面白かったです。
求めているものによって、読むべき本も変わってくると思います。
  • モンテッソーリ教育の効果が知りたい人向けの本
  • モンテッソーリ流の部屋作りをしたい人向けの本
  • 子どもの遊ばせ方に興味がある人向けの本
などなど、様々です。

ここでは、私が手に取った5冊について、
それぞれどんな方に向いている本なのか、1冊ずつ紹介していきます!

1.モンテッソーリ流の部屋のレイアウトを考えている人におすすめ。



クレヨンハウス編集部「おうちでできるモンテッソーリの子育て 0~6歳の「伸びる! 」環境づくり (クーヨンの本) 」【Amazon】 【楽天】

この本をおすすめしたいのは、以下のような方々。
・部屋のレイアウトや収納方法を検討している人(0歳〜6歳)
・モンテッソーリ教育を実践している家庭をのぞいてみたい人(4〜6歳)
・雑誌のような読みものを楽しみたい人

雑誌の連載をまとめた一冊ですが、
モンテッソーリ教育の概要や、
0歳〜6歳の部屋のレイアウト・収納で気をつけるべきことについて、ていねいに説明されています。

また、実際にモンテッソーリ教育を実践している家庭について、
何ページにもわたって、写真と一緒に詳しくレポートされていたり、
モンテッソーリ教育に関連するコラムも充実していたりして、
雑誌にような読みものとして、楽しむことも可能です。

どういう部屋で、どういう暮らし方をしたらいいのかな、と考えている方におすすめの一冊です。

*リンク*
クレヨンハウス編集部「おうちでできるモンテッソーリの子育て 0~6歳の「伸びる! 」環境づくり (クーヨンの本) 」【Amazon】 【楽天】




2.具体例をたくさん知りたい人におすすめ。



東京書籍編集部「「集中」すれば子どもは伸びる! モンテッソーリ園」【Amazon】【楽天】

この本をおすすめしたいのは、以下のような方々。
・おもちゃ(教具)や遊びかたの例をたくさん知りたい人
・具体的に何をすればいいのか知りたい人
・国内のモンテッソーリ園に興味がある人

サブタイトルは、「0歳から6歳までの教育メソッド」。
その通り、「どのようにモンテッソーリ教育を行うか」の事例がたくさん詰まっています。

まず、モンテッソーリ教育の幼稚園である「新浦安モンテッソーリ子どもの家」を中心に、
園での1日の過ごし方が紹介されています。

そして、年齢別の遊び方や教育方法について、山ほど事例が挙げられており、
0歳〜6歳のあいだに、
どんなおもちゃ(教具)が必要なのか、
そのように遊ばせると良いのか、かなり詳しく理解することができます。
この本が一冊あれば、我が家も0歳〜6歳まで、手作りおもちゃで乗り切れる気がします!!

そのおもちゃや遊び方も、
単純に年齢別というだけではなく、
「さわる・つかむ」「数字・文字」「文化・地理」など、
それぞれの目的に対して、どのようなおもちゃを使うべきかが書かれているので、非常に助かります。

その他にも、国内各地のモンテッソーリ園の一覧や、
注目する園についても取り上げられているので、
保育園や幼稚園を検討している方にもおすすめです。

*リンク*
東京書籍編集部「「集中」すれば子どもは伸びる! モンテッソーリ園」【Amazon】【楽天】





3.モンテッソーリ教育の効果を知りたい方におすすめ。


相良 敦子「増補新版 モンテッソーリ教育を受けた子どもたち: 幼児の経験と脳」【Amazon】 【楽天】

この本をおすすめしたいのは、
「モンテッソーリ教育の効果を知りたい方」に尽きます!

ここからの3冊は、すべて相良敦子さんの著書。
モンテッソーリ教育を日本に広めた、第一人者の先生だそうです。

この「増補新版 モンテッソーリ教育を受けた子どもたち: 幼児の経験と脳」は、
これまで紹介した2冊とは異なり、教育方法のノウハウではなく、
「モンテッソーリ教育を受けた子供たちが、どのような大人になっているか」
を、ひたすら記録してある本です。

1000人のデータから検証をして報告をしていますが、
具体的な一人一人に注目して、大学生や社会人としてどう過ごしているか、
どのような影響があったのか、ということについて、とても読みやすく語られています。

「実際に、どういう子に育つのよ?」
「小さい頃にモンテッソーリ教育を導入しても、
 小学校から普通の環境に入ったら、結局意味がないのでは?」
など、実際の効果について気になる方に、ぴったりの一冊です。

*リンク*
相良 敦子「増補新版 モンテッソーリ教育を受けた子どもたち: 幼児の経験と脳」【Amazon】 【楽天】

4. 相良 敦子「お母さんの「発見」 モンテッソーリ教育で学ぶ子どもの見方・たすけ方 (文春文庫)」




「お母さんの「発見」 モンテッソーリ教育で学ぶ子どもの見方・たすけ方 (文春文庫)」【Amazon】【楽天】

この本をおすすめしたいのは、以下のような方々。
・子供への接し方に悩んでいる人
・「こういう場合、どういう対応をすればいいのか」の事例をより多く知りたい人

この本の中では、
お母さんや保育士さんが、実際に直面した体験談が、なんと44も挙げられています。
子どもの発言や行動で、
「これってどういうことなんだろう…理解できない…」
「どういう対応をすればいいんだろう…」
と悩んでしまうシーンが、
とても細かく書かれているので、実際の子育てに役立つ本として、読んでおいてよかったです。

モンテッソーリ教育では、
「子供は自分で行動する。大人は見守るだけ」
「大人は必要な分だけ助ける」
とされていますが、
実際に「見守るだけ」「必要な分だけ助ける」というのは、非常に難しいと思います。
その難しい毎日に対して、やさしく答えてくれる、処方箋のような一冊です。

また、最後には、実際にモンテッソーリ教育に触れた子供たちのその後についても紹介されています。

*リンク*
「お母さんの「発見」 モンテッソーリ教育で学ぶ子どもの見方・たすけ方 (文春文庫)」
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5. 相良 敦子「お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる (文春文庫) 」



 相良 敦子「お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる (文春文庫) 」【Amazon】【楽天】

この本をおすすめしたいのは、以下のような方々。
・モンテッソーリ教育の概要をしっかり理解したい人
・モンテッソーリ教育と脳の関係が知りたい人
・本を読むのが好きな人

前に挙げた4冊に比べて、正直あまり「読みやすい」とは言えない一冊。
おそらく、現在のようにモンテッソーリ教育の本がたくさん出る前に、
概要をしっかり説明するために出版された本だと思います。(2007年出版です)

そのため、モンテッソーリ教育について、
「何それ?効果あるの?」と疑問を持っている人や、
「じゃあこういう場合はどうしたらいいの?」と悩んでいる人に向けて、
最近の本よりも、言葉やデータをたくさん使いながら、しっかりと説明されています。

個人的に面白かったのは、モンテッソーリ教育について、
脳の仕組みをもとに、その効果が説明されていたこと!
ちゃんと、脳の仕組みの図と一緒に説明されていて、とても興味深い内容でした。

その他にも、手作りおもちゃ(教具)の説明なども書かれていて、
文庫本とは思えぬ内容の充実っぷりでした。

*リンク*
 相良 敦子「お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる (文春文庫) 」【Amazon】【楽天】

ぜひ目的に応じた一冊を!

つい興味を持って、たくさん読んでしまいましたが、
どれも内容が異なる5冊だったので、全部読んでよかったなぁと思っています。

とはいえ、どの本も結構ぎっしり内容が詰まっているので、
すべて読むのは、なかなか時間がかかります。
ぜひ、自分の目的に合ったものを選んで、読んでみてください!

*紹介した本のリンク*



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