9月出産予定なのですが、
「早生まれじゃなくてよかったね」とよく言われます。

私、3月25日生まれですが何か?

自分ではあまり自覚していなかったのですが、
一般的に「早生まれはいろいろと不利」「かわいそう」とされているようです。
そこで小さいころを思い出してみると、「ああ…早生まれのせいなのかな」と、思い当たることがいくつかありました。
しんどかったこと、得したことなど、幼稚園から振り返ってみたいと思います。

ちなみに、わたしの場合、2年保育が普通だったので、年中組から通い始めました。

給食を半分食べただけで褒められる

まず、「給食を食べ切った」記憶はまったくありません。
実家で、当時の連絡帳を見つけたとき、
「今日は、給食を半分も食べました!頑張りましたね」
と書いてあって、驚いた記憶があります。
どうやら、いつも半分も食べられなかったようです。

もともと好き嫌いが激しいタイプではありましたが、それ以上に、
「あっという間に給食の時間が終わってしまう」ことに、いつも戸惑っていました。
4月生まれと比べると月齢が11〜12ヶ月離れているわけで、
おそらく、その子たちと比べると、
「おはしを持つ」「ごはんをつかむ」「噛んで飲み込む」動作のひとつひとつが、相当遅かったのでしょう…。

たまに、自分だけずっと食べつづけていて、
先生が気づかずに、みんなの食器を給食室に返してしまうことがあり、
あとで一人で食器を持って、給食室まで返しに行ったのを覚えています。

残念ながら、わたしの給食嫌いは、小学校が終わるまで続きました。
いちばん嫌いな時間でした…。

鬼ごっこは「みそっかす」

同い年くらいの子供たちと、鬼ごっこやどろけいをするとき、
わたしは大体「みそっかす」でした。

「みそっかす」の意味は、簡単に言うと、
「タッチされても鬼にならない」
「タッチされてもつかまらない」
という存在です。

「え、何のためにやっているの…?」
「それ、ただの仲間はずれじゃ…」
という声が聞こえてきそうですが。

当時のわたしは、
「お願いだからみそっかすにして!」
と頼んでおりました。
なぜかというと、鬼ごっこで自分が鬼になってしまうと、
もう永久に誰も捕まえられないんですよ。
足がおそすぎて。
そうすると、自分もつらいし、周りもどんどんしらけていく。
そのくらいのことは、小さい子供でもよくわかるわけです。

小学生になると、場の空気を読めるやさしい男の子が、
自分から「タッチしていいよ」とそばに来てくれることも増えるんですが…!!
幼稚園のころは、さすがにそうはいかなかったので、
自分から強くみそっかすを希望していたのです。

なんだか、かわいそうに見えますが、
みそっかすに関しては、わたしはあまり傷ついた記憶はなく。
どうせタッチされても鬼にならないのに、一生懸命、全力で逃げていた記憶があります。
さすが子供。

逆に、みそっかすじゃないときは、
「どうせすぐにわたしがつかまって、それから誰もつかまえられなくて、みんなつまらなくなっちゃうんだな」
と思い、遊ぶのがいやでした。
すぐに仲間から抜けることも多かったです。
早生まれの子は、積極的にみそっかすにしてあげてほしい!と、個人的には思います。

今思えばいじめられていた気がする

身体も小さく、いつももたもたして、足もいちばん遅い。
当然かもしれませんが、やんちゃな男の子からは、よくいじめられていました。
とはいえ、幼稚園児のいじめなので、陰湿な感じではなく、ごく単純な感じです。

例えば、ねんど遊びの時間。
テーブルが狭くて、ゆずり合わないと、ねんどの道具が全員分置けないとき、
大体、わたしの粘土の道具が、見ていない隙に、テーブルから床に落とされていました。

とはいえ、小さいながらも、「先生に言いつける」ことは出来たので、
いじめっ子たちは廊下に立たされて、休み時間に遊ぶこともゆるされず、しめしめ、と思ったことを覚えています。

なので、たまにそういういじめがありましたが、あまり深く傷ついた記憶はありません。

母親は相当がんばってくれた模様

どこまでが早生まれのせいかわかりませんが、
母親は、そんなわたしのことがとても心配だったようで、
よく先生に相談していたようでした。
もともと、あまりでしゃばりたくないタイプの母は、
元気いっぱいの姉については、保護者会などでも、ひっそりと過ごしていたようです。
ただ、わたしのときは、
「この子の場合は、ちょっと気にかけてもらわないと」
と頑張ったのだ、と言っておりました。

ただ、わたしとしては、
とてもしんどかったのは給食が食べられなかったことくらいで、
他のことは、自分にとっては「当たり前のこと」だったように思います。
「鬼ごっこやどろけいが好きではない、気が重くなる」というのは、
大好きな子に比べると残念な話ですが、
小学校に入ってからは、そのぶん読書や他のことに熱中したので、よかったかなと。
「これならできる!」ということの喜びは、とても大きかったように覚えています。
何か少し出来ただけで、母が全力で褒めてくれたのも大きかったかもしれません。
「別に一番じゃなくてもいいじゃない」とよく言っていたのも覚えています。

最後に。先生によく抱っこしてもらえました。

幼稚園の写真を見返すと、しょっちゅう先生に抱っこされています。
他の子たちが一緒にいる場面でも、ひとりの場面でも、わたしの抱っこ率が異様に高い。
姉の幼稚園の写真なんて、抱っこはほとんどないのに…。

小さくてもたもたしていたのか、甘えんぼうだったわたしが抱っこをせがんだのか。
果たして早生まれに関係があるのかわかりませんが、
「小さくてのんびりしていてかわいい」ということで、かわいがってもらえたようです。
今でも、先生のことはよく覚えていて、とっても感謝しております。

というわけで、早生まれも、悪いことばかりではないかもしれません…!!

確かに、自信を持てない場面は山ほどあって、
運動もきらい、給食もきらいでしたが、
その分好きな読書や勉強は伸びた気がしますし、
一応いまのところ、普通に30歳まで育っております…。
自分の好きな仕事に就いて、マイペースに働いていますよ。

また、小学校低学年のことについても、別の記事で振り返ってみたいと思います!