さくらももこさんのエッセイが大好きだった。


さくらももこさんが亡くなりました。53歳とのこと。
あまりの突然の知らせに、ただびっくりしています。

小学生のとき、初めて「もものかんづめ」や「さるのこしかけ」を読んで、
「エッセイってこんなに面白いものなんだ!」と感動しました。
中学生のとき、「世界あっちこっちめぐり」でバリやバルセロナに憧れ、
「そういうふうにできている」で帝王切開というものの存在を知りました。

そして、大人になってからも、
たびたび彼女のエッセイを手にとっては、
何も考えずに爆笑したり、ほろっとしたり、その存在に助けられてきました。

そんな大好きなさくらももこさんのエッセイの中でも、
特におすすめの本を、ここで一覧にしてまとめておきたいと思います。
久しぶりの人も、初めての人も、
ぜひ手にとって、さくらももこワールドにひたってくださいね。

1. 初期三部作「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」

さくらももこさんのエッセイといえば、この三部作。
「もものかんづめ」、「さるのこしかけ」、「たいのおかしら」。
さくらももこさんが大人になってから遭遇する、
数々の爆笑エピソードが、短編のエッセイとしてたくさん詰まっています。
3冊とも、本当に笑いが止まらないエッセイの連続で、
初めて読んだときは、電車の中では読まないように注意していました。

「もものかんづめ」
水虫治療の話と、メルヘン翁の話は、何度読んでも笑えます。


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「さるのこしかけ」
痔の話と、インド旅行の話が大好き。

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「たいのおかしら」
巻末に三谷幸喜さんとの対談あり。
これまた二人の面白さが詰まっているのでおすすめです。

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2. 妊娠・出産の爆笑エッセイ「そういうふうにできている」

 個人的に、ものすごくおすすめのエッセイ。
さくらももこさんが妊娠・出産までを書いたエッセイで、
ひとつずつ短編にはなっているものの、長編としても読める一冊。
夫のトランクスを履いて走り回る話から、
帝王切開のあいだ宇宙について考えていた話まで、
笑ったり泣いたり、とても面白いんだけど泣けるエッセイです。
女性にも男性にも、是非とも読んでほしい!と思います。


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3. 三部作「あのころ」「まる子だった」「ももこの話」

こちらは「もものかんづめ」三部作とは異なり、
タイトルの通り「あのころ まる子だった ももこの話」三部作。
子供の頃の話なので、
まるでちびまる子ちゃんのようではあるんだけど、
さすがエッセイ、もっとずっと詳しくて、真実味があって、面白い。
祖父江慎さんと作り上げた装丁がまた凝っていて、
その過程についても楽しく書かれていて、おすすめです。

「あのころ」

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「まる子だった」

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「ももこの話」

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4. 海外旅行好きに全力でおすすめ「ももこの世界あっちこっちめぐり」

小さいころ、この本を読んで海外旅行に憧れました。
「ももこの世界あっちこっちめぐり」。
その名の通り、雑誌の連載のために、
世界のあっちこっちに旅へ出て綴られたエッセイです。

エッセイのための旅なので、
当然、旅費は自費ではなく経費。
そのため、なかなか豪華な旅で、さくらももこさんが行きたいところに行きまくっています。
それは、贅沢をするというより、
「本当に行きたいところ」「本当にほしいもの」を目指している旅なので、
こっちまで幸せになるし、その大満足な旅を一緒に体験しているような気持ちになります。

バリで絵画を探したり、
バルセロナでガウディの建築物をひたすら回ったり、
ヴェネチアでヴェネチアングラスをたくさん探したり。
大人になって、夢をかなえるって、こういうことか!と感動します。
海外旅行が好きな方には、特におすすめ。面白いです。

「ももこの世界あっちこっちめぐり」

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5. 図鑑じゃないよ「ももこのいきもの図鑑」

たまに、いきもの図鑑と間違えて買う人がいるそうですが…。
いきものに関するエッセイです。
普通のエッセイよりも短く、数ページで、
40以上のいきものに関するエッセイが載っています。

なかなか奥深いエッセイもあるのですが、
個人的に印象的だったのは、
ゴキブリが人から好かれるにはどうすればいいのか本気で考えてみたり、
虫のさなぎ(カイコのさなぎ?)のお菓子を食べたエピソードなど…。
ここでも爆笑のセンスは健在でした。


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以上、おすすめエッセイでした。


さくらももこさんを追悼する気持ちで書き始めたこのおすすめエッセイ一覧ですが、
書いていたら、思わず笑いがこぼれてしまって、
悲しくも楽しい気持ちになってきてしまいました。

これからも、楽しいときも、つらいときも、
このエッセイたちが、さくらももこさんが、自分を笑わせてくれるんだな、、と思います。
今日からまた、一から読み返します!