保育士試験、実技試験も一発合格しました!

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言語は44点で余裕を持って合格、
音楽は30点でギリギリの合格でした…。

今回の記事では、言語の実技試験について、
当日どのような出来栄えだったのか、
前日までどのように準備をしたのかレポートします!

※音楽については、記事アップ済みです!

筆記試験の結果が出るまではやる気が出ず、
合格がわかってから、ゆっくり準備をしてしまいました。

課題は、3歳児に向けた想定で、
3分間ほどのおはなしをする、というもの。
指定されているいくつかの童話から1つを選んで、
絵本や台本などは何も見ずに、おはなしします。

まず重要なのは、課題のおはなし選び。
わたしは当初、「三匹のこぶた」を選びました。
もともとストーリーを知っていて、
シンプルでわかりやすいと思ったからです。

しかし!
いくら原稿をつくっても、3分に収まらない…。
結局あきらめて、「おむすびころりん」に変更しました。

なぜ、「三匹のこぶた」が3分以内に収まらなかったかというと、
1.登場人物が多い
2.説明すべき内容が多い
の2点に尽きます。

まず、こぶたが三匹いて、
その三匹がそれぞれ家を建てて、
そして三匹がそれぞれオオカミさんにおそわれる…。
これをちゃんとお話ししようとすると、
家が3軒建ったあたりで、もう3分です。

さらに、「わらぶきの家」って意味わかるのかな…
「木よりレンガのほうが頑丈」って説明なしでわかるのかな…
と、不安になる点も多かったです。

その面で、「おむすびころりん」は、とてもシンプルなストーリー。
実質、登場人物は「おじいさん」と「ねずみたち」のみ。
さらに、難しい説明もほとんど必要ありません。

おむすびを持って行く
穴に落とす
声が聞こえてくる
毎日穴に落とすようになる
声の正体はネズミだった!
御礼に、「うちでのこづち」をもらう!小判ざっくざく!

以上。
なんてわかりやすいストーリー。

3分経たずに終わっちゃうかな?と思いましたが、
3歳児をイメージしてゆっくりお話しすると、
3分半くらいの長さになりました。

台本作りは、
絵本を買ってきてコピーして、
そこに直接、書き込みをして完成させました。

まずは、ストーリーの大筋に必要のない文章やエピソードを、ばっさり消します。
どんどん、ペンで二重線を引いていきました。
そして読んでみて、わかりづらいなと感じた文章を、どんどん書き換えていきます。

ただし、絵本だと、
すでに子ども向けの文章になっているので、
そこまで書き換えは必要ありません。
いらないものを消したり、
読みづらい言葉を自分なりに変えると、
あまり苦労せず作成することができました。

また、大きく変えたのは、ストーリーの結末です。
「おむすびころりん」では、
最後に、おじいさんがねずみから、
「うちでのこづち」をもらいます。

しかし、3歳児に「うちでのこづち」ってわかるかな…と不安になり、
わたしは「宝箱」に変えてしまいました。
こづちの説明をすると、何度やっても時間オーバーになってしまったので…。

それでも問題なく合格したので、
このくらいの変更はOKのようでした!

途中で大きな誤算が…!

台本が完成したら、あとは練習するのみ。
はじめは、暗記なんてできない!と思っていましたが、
何回も繰り返していると、自然とストーリーが頭に入っていきます。
そのため、毎回少し言い回しは変わっても、
最後まで、ちゃんとお話しできるようになりました。

時計を見ながら練習していましたが、
大体3分間で収まりきらず、
いつも3分半くらいかかりました。

ネットで経験談を調べていたら、
「本番は緊張で早くなってしまうので、長いくらいがちょうどいい」
という意見がたくさんありました。
本当かなーと思いつつも、その意見を頼りに、
「あとは本番、時計を見ながら調整しよう」
と決めました。

しかし…!!
本番の3日前、あることに気が付きました。

すでにご存知の方も、多いかもしれませんが…。

なんと、本番では時計を見てはいけないということを、本番3日前に知りました。
時計を見ずに、3分間ちょうどくらいで話さなければいけない、と。

これは、かなりショックでした。
保育園にも、時計くらいあるだろうに…。
時計を見ずに3分間きっちりで話す能力、必要ですかね…。
いまでも疑問です。

しかし、試験は試験。しかたない。
そう思って、時計を見ずに、何度も3分間ちょうどになるよう練習しました。
でも、時計を見ないと、どうしても3分半かかってしまう…。

最後は投げやりになって、
「本番は少し早めを心がけるぞ!」と決めて、
当日を迎えました。



強弱・メリハリをつけて、楽しくお話しできる方法。

3分間のお話しで、心がけていたことは、
「ゆっくり、はっきり話すこと」
「にこやかに、口角を上げること」
でした。

そして、身振り手振りなどはしなかったのですが、
台本作りの時点で、心がけたことがあります。
それは、以下の二つ。

「歌を混ぜること」
「擬音語を入れること」

この二つを取り入れるだけで、
3分間の中でメリハリがついて、
飽きっぽい子どもたちの注目を集められるはず!と考えました。
実際に、自分で話していても、
なんだかシンプルなストーリーが、すごく楽しいストーリーに思えてきました。

具体的にどのように取り入れたのかというと…。

「歌」→ネズミさんの「おっむすびこっろりん、うっれしいな♪」

お話の中で、3回くらい、
おじいさんがおむすびを穴に落とすシーンがあります。
そのたびに、お話しの声よりも少し高めの声で、
「おっむすびこっろりん、うっれしいなー♪」と、
メロディ風に、ネズミさんの歌声を入れました。
毎回同じパターン・同じ声で、楽しそうに歌うのがポイントです。

「擬音語」→おむすびが転がる音「ころころ、ころりーん!」

これは、おじいさんが、
おむすびを落としてしまうシーンで、二回ほど使いました。
こんな感じです↓
「おじいさんは、おむすびを包みから落としてしまいました。
 ころころ、ころりーん!
 おじいさんは、急いで追いかけますが、なかなか追いつきません。
 ころころ、ころりーん!
 なんとおむすびは、大きな穴の中に落ちてしまいました」

この「ころころ、ころりーん!」でも、
少し高めの声を出して、メリハリをつけました。

わたしがメリハリをつけるために工夫したのは、
この「歌」と「擬音語」、たったこれだけです。
それでも、ずいぶんと楽しそうに、
3歳児がどきどきしてくれる雰囲気を作ることができました。

当日は正直いい感じでした。時間対策も成功!

さて、いよいよ本番!
当日の順番は、なんとトップバッターでした。
緊張しましたが、待ち時間があまりなかった分、
「もうやるしかない!」という気持ちで臨むことができました。

教室に入って、名前を伝えてから、
前に座っている二人の試験官に、
受験票に貼ってある受験番号シールを渡します。
あとは、イスに座って、さっそくお話しスタートです。

教室の中には、子どもに見立てた小さなイスが、
いくつか前に置いてありました。
これが、とても良かったです。
というのも、試験官ではなく、
このイス(=子ども)に対してお話しをするので、
変に緊張せずに、にこやかにお話しすることができました。

また、普段は3分半かかっていたお話しですが、
やはり緊張して早口になったのか、
最後までお話しが終わったところで、
3分間ぴったりの「ぴぴっ」というタイマーが鳴りました。
これは、とっても安心しました。
「緊張して早口になる」というのは、本当でした。

さらに、わたしは、
お話しが終わりそうになってもタイマーがならなかったので、
ほんの少し、練習の時より、最後の文章を長くしました。

練習では、
「おじいさんとおばあさんは、いつまでも、幸せに暮らしました」
だったのですが、
本番では、
「おじいさんとおばあさんは、いつまでもいつまでもその宝物のおかげで、幸せに暮らしましたとさ、おしまい
と、少しだけ、無理やり引き伸ばしたんです。
これだけでも、ゆっくり話すと10秒弱は稼げるので、だいぶ大きいです。

どうやら、5-10秒余るくらいはOKらしいのですが、
そのあとの無言が耐えられない!と思って、引き伸ばしました。
ぴったり3分で終わったので、この引き伸ばし作戦は成功しました。

こうして、言語の実技試験は、
特に失敗もせず、楽しく、終わることができました。
試験官の方々も、にこやかにしていたので、ほっと一安心しました。

全然しなかったこと。

わたしは、あまり練習熱心なほうではなかったと思います。
子育てしながらの練習で、時間が限られていたので、
「できることは全部する!」というよりは、
「限られた時間の中で、できることをする!」という練習でした。

そこで、「これはいらないかな」と思うものは、
省略して、全然やりませんでした。

言語の場合は、「身振り手振り」は、まったくしませんでした。
本番も、子どもたちに見立てたイスを、ゆっくり左右に見渡す感じで、
手はずっと、自分のひざに乗っけたままでした。

また、試験当日の説明書きに、
「立ってお話してもOK」とありましたが、
わたしは座ってお話しました。

もともと、身振り手振りや、立ち上がって堂々と話すのはあまり得意ではないので、
それよりは、穏やかに、にこやかに、
歌と擬音語でメリハリをつけて、お話しをすることに集中して練習しました。
それで44点取れたので、間違っていなかったのかな、と思っています!

さいごに。

言語の実技試験は、なかなか緊張しますが、
わたしはいちばん、簡単だと思っています。

なぜなら、
本番とまったく同じものを、何度も練習できるからです。
音楽は、本番と同じピアノで練習できるわけではないし(ギターの場合はOKですが)、
絵画は当日までお題がわからないので、やはり準備できることも限られます。

そのため、お話しするのが大の苦手という人や、
絵画も音楽も大得意という人でなければ、
実技試験のうち一つは言語を選ぶことを、おすすめします。

これから実技を迎える方、
緊張すると思いますが、
楽しみながら、がんばってくださいね。
今回の記事が、少しでもお役に立てば嬉しいです!